ふくやま乗合タクシー——市内12地区で予約制、アプリMONET MOVEと電話受付

福山市は、AIオンデマンドを使った「ふくやま乗合タクシー」を市内12地区で走らせている。服部、緑陽、芦田、大門、郷分、常金丸、引野、本郷、赤坂(長者ヶ原)、中条、竹尋、田島東部だ。利用があるときだけ動く予約制で、いないときは走らない。バス停や駅につながるラストワンマイルとして、通院や買い物に使われている。
市の案内ページは2026年9月9日に更新され、全区の運行チラシが差し替えられた。最新の乗降場所やダイヤは、地区ごとのPDFで確認する形になっている。
12地区と運行の始まり

いちばん早いのは服部地区で、2019年(令和元年)10月1日から。緑陽は同年11月5日、芦田は2020年10月1日、大門と郷分は2021年10月1日。常金丸は2024年3月18日、引野・本郷は同年4月1日、赤坂(長者ヶ原)は4月5日、中条・竹尋は10月1日。いちばん新しい田島東部は2026年4月1日から加わった。
本郷地区は尾道市原田町小原まで延びる。地区名だけ見ると市内完結に見えるが、境をまたぐ便がある点は覚えておきたい。
予約——前日15時まで、アプリか電話
予約は前日の15時まで。スマホアプリ「MONET MOVE」か電話で申し込む。電話予約は事前登録が必要な地区があり、登録用紙は地区の交流館などへ提出する、とチラシにある。電話受付の例では、平日午前10時〜午後3時(土日祝は電話予約不可)という案内も出ている。
当日キャンセルはなるべく控えてほしい、と市は書いている。やむを得ないときはアプリ上のキャンセルに加え、電話でも連絡する。中条・竹尋はTEL 0866-75-1105、それ以外はTEL 084-957-4000。次の予約者の送迎に影響する、という理由だ。
乗降のルールと運賃の目安

乗降場所以外での乗り降りはできない。目的地同士の移動もできない。停留所は番号つきの赤い案内板で示され、たとえば田島東部なら「TT1 だい一木材前」のように地区ごとに記号が振られている。
運賃は地区と行き先で違う。服部・弥生ヶ丘のチラシ例では、駅家北方面が大人400円・小児200円、中国中央病院/フジグラン神辺が大人500円・小児250円(片道)。緑陽地区の例では駅家北300円、病院・商業施設方面400円など。田島東部はS601〜S603が300円、S606〜S619が400円、S630が500円(大人)。乳児は無料、幼児は同伴者1名につき1名無料、各種障がい者手帳で半額、という共通の注記もある。自分の地区のPDFを開いて金額を確かめるのが確実だ。
運行日と事業者ローテ

運行スケジュール一覧(2026年7月24日作成)によると、日曜・祝日は運休。地区ごとの運行曜日も違う。服部・芦田・郷分・大門・引野・本郷・竹尋は概ね月〜土、緑陽は火木土、常金丸は月火木金、赤坂は金曜のみ、中条は月水金、田島東部は火水金土、といった切り方だ。
広島県タクシー協会福山地区の12社が共同運行し、週ごとに担当社が入れ替わる地区もある。一覧表に谷本、グリーン、アシナ、日の丸、中国、アサヒ、中央交通、はと丸、東和、イエロー、ニコニコ、千年などの社名が並ぶ。悪天候で急きょ運休になる場合もある、と市は前置きしている。
アプリの初期設定

MONET MOVEはQRからインストールし、電話番号とSMSの6桁コード、氏名・住まいなどのプロフィールを入れる。利用エリアは「広島県」から福山市の該当地区(例:04.福山市 赤坂(長者ヶ原))を選ぶ。乗る場所と降りる場所、日時・人数を入れて候補便を選び、仮予約→確定通知、という流れだ。混み合うと予約が取れないこともある、と手順書にある。
日時や乗降場所の変更はキャンセルして取り直し。ホームの「予約・履歴」から確認できる。紙のチラシに載っているQRが古い可能性もあるので、市のページの最新版から辿る方が安心だと思う。
問い合わせ
ページの窓口は福山市・公共交通対策担当。〒720-8501 福山市東桜町3番5号、Tel:084-928-1161、Fax:084-928-1735。市役所の開庁は午前8時30分〜午後5時15分(土日祝・年末年始を除く)。代表電話は084-921-2111。
地区の運行チラシやスケジュール一覧、アプリ手順はすべて同ページからPDFで開く。9月9日更新の「全区チラシ差し替え」以降を見るのがポイントだ。
出典:福山市「ふくやま乗合タクシーについて」(掲載日:2026年9月9日更新)







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