鞆の「とも・潮待ち軽トラ市」が15周年——9/27、沼名前神社で朝市

社会

とも・潮待ち軽トラ市の様子
とも・潮待ち軽トラ市=山陽新聞デジタル掲載写真(8月23日)/[公式公開情報/報道の公開資料に基づく引用]※著作権は原権利者に帰属。掲載に関する指摘は確認のうえ削除・訂正します。

福山市鞆町で毎月第4日曜に開かれている「とも・潮待ち軽トラ市」が、2026年9月27日に15周年を迎える。山陽新聞デジタル(9月19日付、同日更新)が、地産地消と住民交流、観光振興に一役買ってきた朝市として詳報している。

開催時間は午前8時〜11時半。会場は沼名前(ぬなくま)神社の参道沿い(鞆町後地1225番地付近)。名前の通り軽トラックをブースに見立て、野菜や果物、卵、精肉、鮮魚、ジャムや洋菓子、らっきょう漬けなどの手作り品、焼きそばや唐揚げのキッチンカーなどが並ぶ。

2011年から続く対面販売

鞆の浦の町並み
鞆の浦=Wikimedia Commons/[Wikimedia Commons]※著作権は原権利者に帰属。掲載に関する指摘は確認のうえ削除・訂正します。

実行委は広島県中小企業家同友会福山支部のメンバーらで構成し、2011年9月に始めた。場所と車があれば手軽に開ける利点を生かし、人口減少と高齢化が進む町の活性化を目指してきた、と山陽新聞は経緯を書く。

通算180回目となった8月23日の軽トラ市には14店が出店。住民や観光客が買い物と店主との会話を楽しんでいた、という。毎回の来場は100〜300人規模で定着した、とも紹介されている。

スーパー閉店後の「場」

鞆の町並み(支所付近)
福山市鞆支所周辺=Wikimedia Commons/[Wikimedia Commons]※著作権は原権利者に帰属。掲載に関する指摘は確認のうえ削除・訂正します。

町内唯一のスーパーが2016年2月に閉店したあと、実行委員長の小川真平さん(45)は、買い物の不便だけでなく、外出して友人知人と会い、店員とも会話するコミュニティーの場が失われることを心配した、と記事は伝える。

地元の片岡照子さん(90)は「近くに店がなく、普段はバスで買い物に出ている。ここには野菜や魚もあるので助かる。店の人と話せるのも楽しみ」と笑顔だった、という。観光で立ち寄った東広島市の会社員は「土地の味がいっぱい。人のつながりを感じる」と話した、とある。

出店側の声もある。鮮魚衣笠の店主・衣笠睦生さん(48)は「お客さんとの距離が近いのがいい」と語った、と山陽新聞は書く。

15周年の当日

9月27日は午前8時〜11時半。JAMAの全国軽トラ市情報でも、出店15〜20台前後、天候により中止の場合あり、最新は主催サイト確認、と案内されている。主催の公式サイトは tomo-keitoraichi.jimdofree.com が案内されている。

15周年の特別企画は、関係者の備忘録でも「ブログなどで追って告知する」とされていた。当日近くの公式・SNSを再確認するのが確実だ。

行くときの実務

朝早い催しなので、鞆までの交通手段と駐車場の混み方を先に見た方がいい。参道沿いは歩きの動線が主体になる想定で、大きな荷物がある人は手元の運び方も考えておきたい。

実行委は現在17人。「継続は力。仲間がいるから続けてこられた」と小川さん。「お客さん、出店者、主催者、地域の『四方よし』で関係人口を増やしたい」との言葉も記事にある。15年目の朝市は、観光写真だけではない生活インフラの側面が強い。

一次は山陽新聞デジタル、JAMAの開催案内、主催サイト。写真は報道掲載の公開写真と鞆の記録写真を使った。

沼名前神社という会場

会場の沼名前神社は、延喜式にも記載がある古社として山陽新聞が紹介している。参道に軽トラが並ぶ光景は、観光地・鞆の浦の朝の風景としても分かりやすい。

神社の行事と朝市が重なる日は動線が混みやすい。参拝の人の邪魔にならない歩き方を心がけるのがマナーになる。

関係人口という狙い

実行委が言う「関係人口」は、住んではいなくても繰り返し鞆に関わりを持つ人を増やす、という意味合いが強い。視察が来ることもあった、とJAMA側の紹介文にもある。

15周年は、単なる記念日ではなく、続けてきた対面販売の設計が今も必要とされているかの確認の場でもある。商店が少ない町で、朝の買い物と会話の場が残っているかどうか。

当日の天候

軽トラ市は天候で中止になる場合がある。午前8時開始なので、前夜のうちに主催サイトとSNSを見た方がいい。雨天決行なのか中止なのかは、実行委の告知が最終情報だ。

手ぶらで観光する人も、現金や小さめのエコバッグがあると買い物しやすい。対面販売なので、値段や量の相談もしやすい空気がある。

15年目の9月27日は、周年企画の有無も含めて現地の張り紙が参考になる。一次は山陽新聞と主催案内を優先した。

観光と生活のあいだ

鞆の浦は景勝地としての顔が強いが、軽トラ市の記事が拾っているのは、むしろ生活側の声だ。90歳の常連が「毎回来ている」と言える朝市は、イベントというより近所の市場に近い。

15周年の9月27日は、観光客も住民も同じ参道に立つ。写真を撮る人も、買って帰る人も、どちらも「四方よし」の一部、という主催側の言葉が思い浮かぶ。

まとめ

日時は9月27日8:00〜11:30、場所は沼名前神社参道。15周年の特別企画は直前告知の可能性があるので、出発前に主催サイトを一度開こう。

出店者は生産者自身が店頭に立つことが多い。値段の交渉というより、採れた場所や食べ方の話が自然に出る空気がある。初参加の人は、まず一周して品揃えを見てから買うと後悔が少ない。

15周年は区切りでもあり、通過点でもある。来月以降も第4日曜が基本スケジュールだ。一度行ってよければ、次の日程をメモしておくと続きやすい。

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