福山市の特殊詐欺、8月末で117件・被害7.9億円——8月は「ニセ警察」で1億円超

社会

福山市の特殊詐欺の月別認知件数と被害額(2026年1〜8月、市公表資料)
[公式公開情報/報道の公開資料に基づく引用]※著作権は原権利者に帰属。掲載に関する指摘は確認のうえ削除・訂正します。

福山市内の特殊詐欺の被害額が、8月末までで約7億8,900万円になりました。市民生活課が10月7日に更新した犯罪発生件数によると、特殊詐欺の認知件数は117件で、前年同期より22件多くなっています。刑法犯全体も1,837件で、132件(7.7%)増えました。

8月は「ニセ警察詐欺」で1億円超

市の詳しい資料(暫定値)を見ると、8月だけで特殊詐欺は15件、被害額は約1億7,185万円。月別では今年いちばん大きな額です。そのうち警察官などをかたって捜査名目でお金をだまし取る「ニセ警察詐欺」が3件で、約1億1,715万円を占めています。

1〜8月の累計で見ても、ニセ警察詐欺は22件・約2億4,161万円。SNSで投資を勧める「SNS型投資詐欺」は36件・約3億6,180万円、SNSで知り合った相手にお金を送らせる「SNS型ロマンス詐欺」は21件・約1億450万円です。この3つで被害額の大半になります。

自転車盗と侵入窃盗も増加

主な犯罪では、自転車盗が433件(前年同期比44件増)と最も多く、器物損壊163件(38件増)、空き巣などの侵入窃盗86件(22件増)と続きます。

一方、8月末の交通事故統計では事故件数561件、負傷者658人と、どちらも前年より減りました。ただ、亡くなった人は8人で、前年同期より4人多くなっています。

「警察から電話」はまず切る

ニセ警察詐欺は、1件あたりの被害が数千万円になるのが怖いところです。警察が電話やビデオ通話で「捜査のため」とお金や口座の情報を求めることはありません。そう言われたら一度切って、自分で110番か最寄りの警察署にかけ直す。家族とも、この一言だけは共有しておきたいと思います。自転車は短い時間でも鍵を二重に。問い合わせは市民生活課(084-928-1077)。

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